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歯ブラシ選びの重要性とポイントとは?
歯ブラシ選びの重要性とポイントとは?
2022.03.16
腔内ケア
自分に合った歯ブラシを選ぶ事で、虫歯の予防や歯周病の予防、口臭予防など沢山の恩恵があります。
歯ブラシには固さや柄の形、毛量などその人その人に合った条件があり、性別や年齢、ライフスタイルに合わせて歯ブラシを選び、お口のトラブルをしっかり予防しましょう。
自分に合った歯ブラシ
自分の口に合った歯ブラシを使うことで汚れを落とす力が変わってきます。
サイズには大きめや小さめ、毛先も柔らかいものや硬いもの、短いものや長いものなど様々な種類があります。
自分の口の中の状態に合わせて選びます。
自分に合わない歯ブラシを使うことで起こる弊害とは?
自分の口よりも大きいサイズの歯ブラシを使用した場合、細かい部分に歯ブラシが届きにくく、奥歯も磨きづらいため磨き残しができてしまいます。
磨き残しができるということは、歯垢が残りやすくなるということです。
歯垢が残ると細菌が増殖し、歯肉炎や歯周病を招いてしまいます。
歯周病は最悪、歯を失ってしまう可能性もあるため注意が必要です。
歯周病についてはこちらから
そして、間違ったサイズ・硬さの歯ブラシで歯を磨いてしまうと歯茎を傷めることがあります。
歯茎は刺激に弱く傷つきやすいため、歯ブラシのサイズや硬さにはご注意ください。
歯ブラシ選びのポイント
毛のかたさで歯ブラシを選ぶ
硬すぎる歯ブラシは歯茎を傷める可能性がありますが、逆にやわらかすぎる歯ブラシは汚れや歯垢を落としきれません。
歯ぐきが丈夫で、歯垢をしっかり落とすことに重点を置く場合は、「ふつう」もしくは「かため」の歯ブラシを選ぶことをおすすめします。
やわらかめの歯ブラシは、歯肉炎や歯周病で歯ぐきからよく血が出る人におすすめです。
歯肉炎や歯周病を悪化させないように歯磨きを行う事が大切になりますので、柔らかめのブラシで優しく丁寧に磨くようにしましょう。
ヘッドの大きさで歯ブラシを選ぶ
歯ブラシを上手に動かせないと磨き残しができます。
歯への接触面積が小さいので、清掃効率もあまり良くはありません。
ヘッドの大きさを選ぶときには、上顎の前歯2本分の幅と同じくらいの大きさが推奨されます。
ですが、奥歯を磨く時にえづきやすいような場合や、一本一本丁寧に磨きたい方は、これよりも少し小さめのサイズにするのがよいでしょう。
また、以下の特徴がある方は、ヘッドのサイズを変えてみても良いかもしれません。
小さめヘッドのブラシが適している方
・口が小さい方
・口をあまり大きく開けることが出来ない方
・歯並びが悪い方
・親知らずが生えている方
大きめヘッドのブラシが適している方
・一般的な大きさの歯ブラシだとうまく磨けない方
(高齢者の方や手をあまり動かせない方など)
・朝の忙しい時間など、短時間で歯磨きをしたい方
電動歯ブラシを選ぶのも一つの手!
電動歯ブラシには、振動式・音波式や回転式など種類があります。
電動歯ブラシでは振動や高速回転運動を利用し、歯と歯茎の境い目や、奥歯の内側など、手磨きでは届きづらい場所の歯垢をかき出します。
また、手磨きでは歯の汚れを落とすために強く磨きがちですが、これを続けると歯茎が徐々に後退する原因にもなります。
電動歯ブラシはこすらず歯にあてるだけで磨けるので、強く磨きすぎることはありません。
まとめ
歯磨きの目的は、汚れを落とすことです。
正しい歯磨きが出来ていても、歯ブラシが自分に合ったものでなければ、磨き残しの原因となってしまいます。
キレイなお口を保つためにも、正しい知識をもち、あなたのお口にあった歯ブラシを探すことです!
どれが自分にあっているのか分からないという方は、歯科医院で歯科衛生士に一度診てもらうのはいかがでしょうか?
自分に合った歯ブラシや、お手入れの仕方など詳しく教えていただけます。
そして一番大切なのは、どの歯ブラシを選ぶか以前に、まずはご自身のお口の状態を把握することです。
そのために一度、歯科医院で定期検診を受けることをオススメします。
腔内ケアについてのお悩みがある方は、ぜひ浜松の竹内歯科医院へご相談下さい!
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