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インプラントと天然歯の違いについて
インプラントと天然歯の違いについて
2022.02.28
インプラント
失ってしまった歯の機能回復治療として、インプラント治療があります。
しかし、一言でインプラントといっても、いったいどんな治療なのか、どのような機能があるのかなどしっかりと理解している方は少ないのでは無いでしょうか?
今回は、天然歯とインプラントの違いについてご紹介いたします。
インプラントとは?
インプラントは「人工歯根」と言われており、インプラント体を顎の骨に埋め込むことで、歯の根の役割を担います。
その上にセラミッククラウンなどの人工歯を装着して噛む機能を取り戻します。
インプラントについて詳しく知りたい方はこちら
入れ歯にはない噛み心地、美しい見た目と優れた機能を発揮するインプラントですが、実は天然歯にはどうしても適わない点もあります。
では天然歯にはあって、インプラントにはないものとは一体何でしょうか?
歯根膜の有無
天然歯には、歯の根っこと顎の骨の間に「歯根膜」という薄い膜があり、噛んだ時の衝撃を吸収する大切な役割があります。
食事のたびに噛む力が歯に加わっており、歯根膜がその衝撃を吸収しているのです。
しかしインプラントの場合は、噛んだ時の衝撃が直接顎の骨に伝わります。
そのため噛んだ時の力のコントロール加減が天然歯よりも低くなってしまうため、咬み合わせには十分な配慮を用いた調整が必要になります。
血液供給の有無
歯根膜には血管が通っているため、天然歯は「歯肉・歯槽骨・歯根膜」という三方向から血液の供給があります。
そのため歯周病菌などにより炎症が起きても、血液の中にある白血球が防御して悪化を防いでくれます。
一方、インプラントは歯根膜がなく、血液の供給が歯肉と歯槽骨からのみとなるため、天然歯と比べると抵抗力が低くなってインプラント周囲炎などの炎症が起きやすくなります。
細菌の侵入を防ぐ
天然歯では、歯肉はエナメル質と付着上皮と呼ばれる部分で、その下の結合組織はセメント質と結合し、細菌などが容易に侵入できないようになっています。
インプラントにはそのような構造はなく、細菌は容易にインプラントと粘膜の間に侵入します。
そのため、歯ブラシによる清掃が重要となります。
まとめ
天然歯には適わないからこそ、適切なメンテナンスが重要です。
インプラント治療を受けた方は、天然歯と同様の入念なケアが必要です。
インプラントを長持ちさせ、快適な生活を維持するためにも、定期的な医院でのメンテナンスは絶対に欠かさないようにしましょう。
インプラントのメンテナンスについてはこちらから
当院では、無料のカウンセリングを行っております。
インプラントについてご相談の際はぜひ浜松の竹内歯科医院へ
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