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歯周病が招く…本当に怖い合併症
歯周病が招く…本当に怖い合併症
2022.12.31
歯周病
歯周病を放置して重症化させると、さまざまな合併症のリスクが上昇します。今回はそんな歯周病が招く合併症の例や予防・メンテナンスの重要性について、浜松市の竹内歯科医院がわかりやすく解説します。
▼歯周病の症状
次に挙げるような症状が認められる場合は、歯周病が疑われます。重症化する前に歯医者さんで治療を始めましょう。
・歯茎が赤く腫れている
・ブラッシングの際に歯茎から出血する
・朝起きた時にお口の中がネバネバする
・最近、口臭が強くなったと感じている
・以前よりも歯が伸びた、もしくは歯茎が下がった
・歯と歯の間のすき間が目立つようになった
・硬いものが噛みにくい
・歯がグラグラ揺れる
▼合併症の例
歯周病を放置すると、歯周病菌の一部が歯茎の血管へと入り込み、全身を巡るようになります。その結果、以下に挙げるような血管にまつわる合併症を引き起こすことがあります。
・動脈硬化
・狭心症
・心筋梗塞
・脳梗塞
歯周病の影響で、血液中の「サイトカイン(炎症性物質)」の濃度が高まると、血糖値を下げる「インスリン」の効果が弱まることで、糖尿病の発症リスクが高まります。歯周病菌が脳へと移行すると認知症、妊娠中の女性の子宮へ移行すると早産・低体重出産の発症リスクが高まる点にご注意ください。その他、歯周病は誤嚥性肺炎を併発することもあります。
▼歯周病予防が健康寿命につながる
上述したように、歯周病の合併症は命にかかわる病気も含まれるため、予防するに越したことはありません。歯周病をしっかり予防して、健康寿命を延伸させましょう。そんな歯周病を予防する上で最も重要なのは、定期検診・メンテナンスを受けることです。
▼メンテナンスしましょう
歯医者さんのメンテナンスでは、歯周病や虫歯の有無をチェックするだけでなく、クリーニングやスケーリング(歯石除去)、ブラッシング指導なども受けられます。口腔ケアのプロフェッショナルである歯科衛生士から正しいブラッシング法のレクチャーを受けることで、セルフケアの充実がはかれますよ。
竹内歯科医院は、浜松市で歯周病の治療・予防に力を入れている歯医者さんですので、歯周病の重症化・合併症を防ぎたい、可能な限り予防したいという方は、いつでもお気軽にご連絡ください。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
歯周病についてご相談の際はぜひ浜松の竹内歯科医院へ
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