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インプラントの歴史について
インプラントの歴史について
2022.01.31
インプラント
みなさんはインプラントの歴史についてご存知でしょうか?
近年、歯を失った場合に行う治療として、入れ歯やブリッジに次ぐ第3の治療法として、よく耳にするようになりました。
インプラント治療はいったいどのくらいの歴史があり、どこで生まれた治療法なのかをお話しします。
インプラントの歴史は意外にも長い!
インプラント治療のアイデアは2500年以上も前から存在していました。
紀元前のインカ帝国のものとされるミイラの顎骨には、水晶やアメジストなどの宝石が歯の代用として埋められていた跡が発見されています。
失った歯を何とか取り戻したいという思いは今も昔も同じのようです。
近代デンタルインプラントの父
1952年スウェーデン・イエテボ大学の医師であったブローネマルク博士によって、チタンが骨と結合することが偶然発見されました。
ブローネマルク博士は当時、ウサギのスネの骨にチタン製の生態顕微鏡をとりつけて微小循環の観察実験を行っていました。
研究期間が終わり器具を回収しようとした際、チタンと骨が強固にくっついて離れないことを発見したのです。
そこで、チタンと骨は拒否反応を起こさずくっつくのではと仮説をたて、この発見を人体にどうすれば有効に活用できるかを考え、研究を続けました。
13年間に渡る基礎研究を経て、チタンと骨が結合する現象「オッセオインテグレーション」を発見します。
1965年に人への初めての臨床実験を成功させ、歯のインプラント治療に革命を起こしたのです。
現代のインプラントは?
現在のインプラント治療の質と安全性の高さは、これまでの多くの歴史と研究が積み重ねられてきたことにより実現しました。
しかもその研究は、まだまだ終わっていません。
今よりもさらに安全性の高いインプラントの追求は続いているのです。
今後のインプラントの進化にもぜひ注目していただきたいと思います。
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