医院ブログ(記事)│浜松の入野町でインプラントなど中心に、患者さまを第一に考えた高度な診療を行なう歯医者「竹内歯科医院」

053-489-4618TEL

Blog 医院ブログ

放置NG!頬の内側を噛む原因と対処法

2025.01.07

知って得する!!~歯の豆知識~


あけましておめでとうございます。
院長の竹内です。
 
毎年1月7日は七草がゆを食べて邪気を払い、
1年の無病息災を願う「七草の日」です。
 
七草がゆをはじめ、
日々の食事を楽しみつつ
十分な栄養を取り込むためにも、
お口の状態は常に良好に保ちたいですね。
 
しかし、ふとしたときに頬の内側を噛んでしまうと、
食事の楽しみにも影響を及ぼします。
 
中でも、頬を噛む頻度が高い方は
さらなるトラブルに繋がるおそれがあるため
要注意です。
 
そこで、今回は頬を噛んでしまう原因と
対処法をご紹介します。
 
 
 
 

◆原因1:歯ぎしり・食いしばり
 
頬を噛む原因として、
歯ぎしりや食いしばり
挙げられます。
 
歯は本来、噛んだときに
頬を巻き込まない形状をしています。
 
しかし、夜間の歯ぎしりや
日中の食いしばりによって
徐々に歯は削られていきます。
 
これにより歯の形や
かみ合わせが変化することで、
頬を噛みやすくなってしまうのです。
 

 

このようなケースには、
専用のマウスピース(ナイトガード)
使用が有効です。
 
主に就寝時にナイトガードを着用して
歯を保護することで、
頬を巻き込んで噛むリスクを
減らすことができます。
 
 

 

◆原因2:親知らず
 
親知らずも頬を噛みやすくなる
原因のひとつです。
 
お口の中では奥歯に行くほど、
歯と頬の粘膜の距離が近づきます。
 
その中でも、親知らずは
お口の最も奥に生えるため、
頬の粘膜と接触しやすくなります。
 
とくに、親知らずは
真っすぐに生えないことも多く、
横向きや斜め向きに生えてくると
接触するリスクが高まります。
 



このように、親知らずが原因で
頬を噛みやすくなった場合は、
主に抜歯などの方法で改善を目指します。
 
 
 
 

◆原因3:かぶせもの・入れ歯のトラブル
 
歯科での治療直後に頬を噛みやすくなった場合、
新たに入れたかぶせものが
お口に合っていないことが考えられます。
 
また、入れ歯をお使いの方は、
長年の使用により、
入れ歯の歯がすり減ることで、
頬の内側を噛みやすくなります。
 
これらが原因と思われる場合は、
歯科でかぶせものの調整や、
入れ歯の修理、作り直しなどを行い、
改善に向けた対処をしていきます。
 
 
 
 

◆症状に心当たりがあれば早めの相談を!
 
食事中など、
まれに頬の内側を噛む程度であれば、
さほど気にはならないかもしれません。
 
しかし、これが何度も繰り返されると、
食事の楽しみを損なうだけでなく、
口内炎などのトラブルを
引き起こすおそれもあります。

 




お口の快適な状態を保つためにも、
たびたび頬を噛んでしまうことに心当たりがあれば、
まずはお気兼ねなく当院へご相談ください。
 
 
 
竹内歯科医院
〒432-8061
静岡県浜松市中央区入野町8871-6
TEL:053-489-4618
URL:https://www.takeuchidc-hamamatsu.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/7SzvKNHtVm4ZkPv96



お問い合わせ