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喫煙がインプラント治療に与える影響とは?

2022.05.31

インプラント


喫煙しているからといって、インプラント治療が出来ないわけではありませんが、ヘビースモーカーと呼べるほどの喫煙者なら、治療ができないこともあります。

また、一般的なレベルの喫煙者においても、例え治療はできてもリスクは高まります。

 

喫煙は様々な健康への被害を及ぼしますが、インプラント治療へも影響を及ぼします。

ここでは、喫煙とインプラントをテーマにし、治療の可否や関係性について説明していきます。

 


歯周病のリスクが高まる

インプラントの天敵とも言える病気が歯周病で、これはインプラントが抜け落ちる事態を招きます。

歯周病がある場合は、先に歯周病を治してからインプラント治療を行います。

 

インプラント治療後のメンテナンスでは、歯周病予防を徹底することが基本になります。

そして、喫煙者は歯周病になりやすいという事実があります。

喫煙によって唾液が減少し、口内の細菌が増えやすくなってしまうため、歯周病を引き起こすリスクが高まるのです。

 

歯周病の症状や治療方法について、詳しく知りたい方はこちらから


 

骨との結合が上手くいかなくなる

インプラントと骨を結合させるためには、血流が豊富でなければなりません。

タバコの煙にはニコチンが含まれていますが、これが血管を収縮させてしまいます。

喫煙により、歯茎の毛細血管が収縮し血行が悪くなるので、創傷治癒が遅れたり、インプラントと骨の結合を阻害したりします。

 

 

喫煙によるインプラント周囲炎

インプラント治療後のリスクとして、インプラント周囲炎を引き起こす可能性が指摘されています。

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの組織が炎症を起こすことで骨が溶けていき、最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまう病気です。

 

インプラントが抜け落ちてしまうリスクは喫煙者の方が非喫煙者より2倍ほど高いと言われており、その原因の多くがインプラント周囲炎です。

 

インプラント周囲炎についてはこちらから

 

 

まとめ

インプラントを埋める時に骨の量が十分にない場合は、骨を作るための手術をすることがあります。

しかし、喫煙習慣がある方は、骨を作るための手術ができないと判断されることがあります。

インプラントを510年使っていくというスパンで考えると、歯肉や骨が痩せやすくなる喫煙は、大きなリスクがあると考えられているためです。

 

インプラントは高額な治療となるだけでなく、長い付き合いとなります。

インプラントの寿命を伸ばすためにも、禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。

 

当院では、無料のカウンセリングを行っております。

インプラント治療をお考えの方はぜひ浜松の竹内歯科医院へ

 

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