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歯みがきのタイミング
歯みがきのタイミング
2020.12.16
腔内ケア
歯みがきっていつすればいいの?
皆さんは歯みがきをするタイミングについでご存知でしょうか?
起床後~食後~就寝前など、人によってタイミングは様々です。
そこで今回は歯みがきをする最も良いタイミングをご紹介していきたいと思います。
食前の歯みがき
食前に歯みがきをすることに抵抗がある方がほとんどだと思いますが、食前の歯磨きがお口の健康にはとても効果的です。
なぜなら食事によって菌の大好物である糖質が与えられても、食前の歯磨きによって菌が減っているので酸が生じにくく(汚れにくく)なるからです。
私は食前に10分ほど歯ブラシで、少々力を入れてプラークを取り除くようにしています。
プラークを掃除しないで食べた後は酸性度が高まります。当然、歯は脱灰(歯が酸で溶けること)されダメージを受けます。なので食前にプラークを掃除することが大切なんです。
どうしても時間がない方や食後に磨きたい方は、食前にうがいをするだけでも効果がありますのでなるべくうがいをしてから食事を取りましょう。
食後の歯磨き
食後にはお口の中に食べかすが残ります。そのまま放っておくと細菌によってプラークができてしまいます。そのため、食後にももちろん歯磨きをしましょう。
しかし、食後すぐに歯を磨いてしまうと歯に深刻なダメージを与える事が、米シカゴにある総合歯科学会(AGD)の研究がでていますので、できれば食後30分~1時間が最もよいタイミングになります。
また、歯の表面が弱い方(酸蝕症や初期虫歯がある)は、食後すぐの歯磨きで症状を悪化させてしまうこともあるかもしれませんが、気にするあまり、時間を空けすぎるとそれだけ汚れにさらされている時間が長くなります。歯垢の形成にもつながり、虫歯のリスクがあるのであまりおすすめできません。あなたのお口に合ったタイミングで食後の歯磨きを行うのが良いでしょう。
就寝前の歯磨き
人は夜寝ている間に唾液の分泌が激減し、口内は最もむし歯や歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすい環境になります。
そこで、就寝前の歯磨きをしっかりおこない、できるだけ口内の細菌数を減らしましょう。
1日の汚れを持ち越さないように、朝、昼、夕食後の歯磨きがしっかりできなくても、「寝る前にリセットする」という心掛けをしてみるのがいいですね。
※虫歯についてはこちらから
理想の歯磨き
歯磨きの時間は1回10分以上を心がけてください。
時間をかけて丁寧に磨くことで、食べかすや歯垢などの汚れを落としやすく、お口の健康に繋がります。
また、デンタルフロスを使って歯ブラシでは届かない歯と歯の間のプラークを除去することも大事です。
歯と歯の間にも虫歯は出来るので、予防効果が非常に高まります。
歯みがきをしたあとは、ノンシュガー、キシリトール100%のガムを噛む のも効果的ですので、是非試してみて下さい。
※キシリトールについてはこちらから
定期的な歯科検診を
正しい歯磨きの方法やあなたに最適なタイミング、ご心配事などの相談がありましたら是非お気軽にお越しくださいませ。
毎日の歯磨きや定期的に歯科医院での検診をして、一本一本の歯を大事にしていきましょう!
歯磨きについてご相談の際は、ぜひ浜松の竹内歯科医院へ
お問い合わせ、ご予約はこちらから