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虫歯について
虫歯について
2021.04.14
知って得する!!~歯の豆知識~
皆さんは「虫歯」が何か知っていますか?
「虫歯」というと、口の中の菌が歯を食べていくイメージをお持ちの方が多いと思いますが、実は少し違います。
どうして虫歯になるの?
虫歯とは、口の中の細菌が炭水化物(糖質)を食べ、酸を作り出し歯を溶かしているのです。
「甘いものを食べると虫歯になりやすい」とよく言われるのは、細菌の大好物が甘いもの(糖質)で、酸を良く作りだすからなんです。
だからと言って、「甘いものを食べなければ虫歯にならない」わけではありません。
虫歯にならないための虫歯予防!
皆さんが普段口にする食べ物の多くに、糖質・炭水化物は含まれています。
お米・パン・麺類など、甘いイメージがない毎日の食事でも炭水化物を摂取していますので、食後の歯磨きは細菌のエサを口の中に残さず虫歯予防に効果的です。
その他にもタンパク質や食物繊維は細菌のエサにならず、逆に歯の表面の汚れを取ってくれる働きがあるので、肉や野菜をよく噛んで食べることでも虫歯予防に効果的といえます。
また、実は、食事前の歯磨きが虫歯やお口の健康に効果的なのはご存じでしょうか?
これは、食事によって菌の大好物である糖質が与えられても、食前の歯磨きによって菌が減っているので酸が生じにくく(汚れにくく)なるからです。
プラークを掃除しないで食べた後は酸性度が高まります。
そうなると当然、歯は酸で溶けてしまいダメージを受けます。
そのため食前にプラークを掃除することが大切になってきます。
歯磨きのタイミングについてはこちらから
さて、ここまで「虫歯」をご紹介しましたが、先ほど述べた歯が酸で溶けることを「脱灰」といいます。
一般に歯が溶ける酸の強さは決まっていて、歯の一番外側(エナメル質)でpH5.5、内側(象牙質)でpH6.0~6.2となっています。
歯が何でできているのか知りたい方はこちらから
つまり歯の内側は外側より溶けやすいということです。
見た目には小さい虫歯でも、内側では大きな虫歯となっていることが多いのはこれが理由です。
虫歯治療は早期発見。
早期治療が原則です。
放置することは絶対におすすめできません。
虫歯の進行にお気づきの方はお早めに歯科医師へご相談下さい!
虫歯についてのご相談の際は、ぜひ浜松の竹内歯科医院へ
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